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【組織改善】組織を成長させるために始めた3つのこと

組織 成長

こんにちは、30代後半サラリーマンです。

人事異動等で違う部署に来るとこれまでとは違う環境で良い面悪い面と見えてきます。

日々きっちり与えられた仕事をこなしている、けれどもより早くより良くするといった改善が行われず組織として成長していないなと感じることもあるかもしれません。

そういったとき何をしていけば組織の成長につながるのかを考え、課題・問題を見つけ何らか対策を打ち解決していかなくてはいけません。

今回は組織の成長のために必要なことを3つ実践し始めたので紹介していきます。

組織が成長するとは?

組織が成長するとはどういう意味でしょうか?

個人が成長するというのは分かりやすく、できなかった事ができるようになる、スピードが上がる、知識が増えるというので成長するイメージがつきやすいです。

企業が成長するといのも分かりやすく、事業規模が大きくなる、売り上げが増えるとイメージつきやすいです。

それでは組織の成長とはなんでしょうか?

とても抽象的な内容ですので様々な解釈がありそうですが、ここでは「企業の目的の達成のため最適な状態で価値提供できるようにすること」と定義します。

「価値提供できるようにすること」というのはサービスや製品の提供する体制や仕組みを整えるということを意味します。

「最適な状態で」というのは時代とともに環境は変わっていき、今までのやり方が最適とは限らないので日々より良い状態に変え続けていかないといけないということを意味します。

意味が限定的になりますが分かりやすく言うと、企業の売上達成のため体制や仕組みをより良く変え続けるという事です。

体制や仕組みを変えるのは誰か?

体制や仕組みを変えるというと大枠で言えば人事やシステムの部署の人や、社長や管理職の仕事だと思います。

ですが、それで変えるにも限界があり詳細のところで各々の組織の人がより良く変え続けていかなくはならないと思います。

どんな組織で実践?

成長のための取り組みを実践してみた組織についてです。日本の中でも似たような組織も結構あるのではないかと思います。

これまでのやり方への固執

これまでこうやっていた、前任からこう引き継いでいるといったこれまでのやり方に固執していました。

何かを変えようとすると反発意見もありますし労力もかかります。普段忙しい中で短期的に早く終わらせるという意識しかないと変えようという行動にもつながりません。

短期的には労力かかるかもしれないですが疑問をもったり、長期的な視点を持ってくれることが少なく、変化が生まれにくい環境です。

引き継がれない先人の知恵

これまでのやり方への固執と真逆の事を書いているようですが、やり方は固執するものの何故そのやり方なのかwhyが引き継がれていない状態でした。

やり方だけ引き継がれるとこれまでやってきた理由が分からず変えることができません。whyがあるとその目的にやり方がそぐわなくなった際に軌道修正ができます。

また同様に何かわからない事があったりすると調べたりして進めていきますが、それも事例がある事を引き継がずに始めてしまったり、よく聞かずに進めてしまうので0からの再スタートとなってしまい、非効率でノウハウも蓄積されません。

自分でやった方が早い病

人に何か仕事を頼むということが行われず、結果個人に仕事がついてまわるといった属人的な仕事になってしまってました。

短期的に自分がやった方が早いからと、他の人に頼まず自分でやっていると長期的に見れば自分の仕事がどんどん増えてしまいます。

そうなるとその人がいないと仕事が回らない、それだけだなく仕事のノウハウが残らない、他の人からの指摘が無く改善が行われないといったデメリットがあります。

成長させるために始めた3つのこと

実践してみている事3つのことです。

やっている事の意義の再確認

最も重要な事ですが、その行動は何のためにやっているか、時々立ち止まりその意義を再確認する事です。

繰り返しやっていると手段が目的となってしまいだんだん疑問を持たなくなってしまいます。

人が変わった時、人に説明する時等の要所で意義を再確認しながら進めていきます。

あまりしつこく聴いたりすると、うるさいなとか、面倒くさいとか思われてしまいそうですが、すみません教えてくださいと素直に聞いたり、日常的にGIVEして借りをつくっておき聞きやすい雰囲気づくりを心がけます。

また同時に意義の再確認をしたらそんなに重要でない事は他で代替できないか?無くせないか?という事を一緒に考えていきます。

情報整理と環境づくり

業務の棚卸とデータ整理、書籍の整理整頓を行い、必要な時に必要な情報にアクセスしやすい環境づくりに取り組みました。

仕事の手順化・明示化

仕事を人に任せるためにも手順化と明示化を進めています。

具体的には今まで社員がやっていた事を派遣の方にお願いできるよう手順を作ったり、手順の作り方のコツを共有したりしました。

手順化する業務を選ぶ基準もポイントで、頻度が多くパターン化しやすいものは手順化もしやすくすぐに実施できるかと思います。

変化を促すために心がける事

変化

組織の一人一人に自ら動き変化させるためには言うだけでは不十分であり、自ら動いてみたり組織に貢献したいと思うようにならないと動き出しません。

まずは自分でトライしてやり方を変えてみたり、人に任せてみたりという事を実践します。

自分が実践する事で周りのお手本となり、自発的な行動を促します。

指示してやるよりも自分がやってみたい、貢献したい、と思ってもらう事が重要です。

そして少しずつスピード感を持って効果を出すことでやっても無駄から自分でもできるかもしれないと行動を促すようにします。

まとめ

組織の成長とは何か?組織を成長させるため、やっていることの意義の再確認、情報整理と環境づくり、仕事の手順化・明示化に取り組んできました。少しずつですが組織の雰囲気が変わり始めてきています。

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